✔プロジェクトの川上段階でのコスト検討

プロジェクトの川上段階でのコスト検討は大変重要です。
パレートの法則によれば、製品などのトータルコストの8割は、設計が2割進んだ時点で決まってしまうといわれています。
この考え方は建築プロジェクトにおいても同様で、基本的に建築コストは建物の概要、つまり、”規模・形状・階数・階高・地下の有無(地下階数)・主な仕様・グレード・構造形式・設備システム”等が概ね固まる基本計画から基本設計の初期段階で、大部分が決定してしまいます。
従って、プロジェクト・設計の初期段階からコスト検討を行うことは、コストマネジメントの上で極めて重要な意味を持ちます。

✔概算とBIM

このように、コストマネジメント、つまり、コストプランニングとコストコントロールのための概算は、与条件の整備も含めて、極力より早い段階でタイムリーに行うことが重要なポイントになります。
その際、BIMによる設計データは概算のフロントローディング化においても、極めて大きな効果を発揮することができます。
設計進捗に併せてBIMデータの密度・確度がアップデートされるごとに概算算出を行うことで、タイムリーに、かつ、精度高い概算金額の算出が可能になります。

✔設計者からみたBIM連携概算の課題

まだまだBIM自体が設計業務の中に浸透していないのが現実です。
その課題として、
・積算に必要なモデリング(必要情報)がわからない
・モデリングがわかっても、積算のために情報を追加する余裕(マンパワー)が無い
・そもそも、BIM連携概算(BIMを使う)による具体的なメリットが見えない
というものがあるようです。

一方で、概算算出の担い手である積算技術者からは、
・BIMによる積算実務の発注が少ない(知見・経験値が積み上がらない)
・BIM連携後の数量算出過程や結果に責任が持てない(そもそものBIMデータに必要情報が入力されていないことによる誤った結果が算出される恐れ)
などがあり、双方でメリットが感じられておらず、このことが普及・拡大を阻む要因になっていると思われます。

しかし、逆を言えば、既にBIMによる設計を進められている方は、概算算出を委託したくともBIMデータそのままでは難しく、2次元データ等に加工し直して、積算事務所等に委託している状況です。

✔『建築積算システム』×『BIM』

当社では、BIMユーザーの建築設計者の方に、建築積算及びコストマネジメントをご提供致します。

弊社では、株式会社日積サーベイ『BIM連携建築積算ソフト「NCS/HELIOS (ヘリオス)」』という建築積算システムを導入しております。
”オートデスク(株)のAutodesk Revit”・”グラフィソフトジャパン(株)のArchiCAD”とは、専用のプラグインを利用したデータ変換により、ダイレクトにデータを取り込むことが可能です。

BIMデータを作成する前の基本構想段階(手書きの単線プランレベル)からの参画も可能です。
豊富な実績と確かな技術の建築積算・コストマネジメントをご提供します。
しっかりとコミュニケーションを取り、お互いの理解を深め合いながら、プロジェクトを進めていければと考えております。

Autodesk Revit サンプル
日積サーベイ NCS/HELIOS (ヘリオス) サンプル


まだまだ、BIMソフトをはじめとしたツールや連携の仕組み・フローといったものが確立されていない状況です。
しかし、BIM(VRをはじめとする3D技術含めて)を中心とした建築生産システムは近い将来、確立されてくると考えます。
先行するBIM設計者の方々と未来を切り開いていきたいと願っています。

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